小樽赤岩アイゼン訓練/道央2016/12/05 06:05

【山行期間】 2016年12月4日(日)
【メンバー】 L) なお、JIN、ミヤ
【山行記録】

 氷雪教程のテントで後輩たちの熱い思いを聞き、小樽赤岩アイゼン訓練を組むことにしたものの、山行案内していたカミホロ北西稜ほかを取り止めにしたことをMLに流していなかった。月曜日の朝にヤスからカミホロに参加したい旨の連絡があり、自分の不手際に気が付いた。氷雪教程のテント内の後輩たちの熱い思いを伝え、山行を変更したことを詫びた。そして、ヤスの熱い思いも聞いた。頼もしい後輩たちが頑張ろうとしている。うれしい限りだ。おじさんも頑張らなくては。合言葉は、切磋琢磨!
 雪がさらっとかぶった赤岩だったが、暖かな赤岩だった。今回は中赤岩入門ルート。中チムニーチムニールート(Ⅲ)、中リスノーマルルート(Ⅲ+)、ダブルバンド直上バンド(Ⅲ)を登った。中リスの取り付きがやけに難しく感じた。1.5m登ったら行き詰ってしまった。上部のクラックにバイルを決めて気合を入れようかと思った時、「こっちから登るんじゃないの?」との指摘で取り付きを間違ったことに気が付いた。
 5m直上してから左に回り込む所がしびれた記憶に残っていたが、アイゼン訓練3回目になると、しびれ感はなかった。訓練の成果だろう。きっと。
 西壁にmarboのオレンジのヤッケが見える。ヤス、marbo、直パーティだ。彼らは、西壁正面を登るとのことだったが、カンテルートから取りついたとのこと。頑張っている。

 メンバーにどこかリードしてみないかと聞くと、ミヤから手が上がった。彼女の希望は、四段テラス。最後の2mを登るときの安全・安心を考えて、ランナーを取るためのスリングを足らしたが、使わすに登ってきた。頑張りました。次はジンの番。

2016年山行回数及び日数 31回/38日

小樽赤岩アイゼン訓練/道央2016/11/20 05:32

【山行期間】 2016年11月19日(土)
【メンバー】 L)なお M)marbo
【山行記録】

 色々あって、20日(日)はBANFF MOUNTAIN FILM FESTIVALを見に行くことにした。毎年見たい見たいと思っているうちに見逃していた。初バンフ。Aプログラム、Bプログラムと2部構成。憧れのバンフなのでA・B通しの前売りチケット(2500円)を購入。結果、Aプログラムは半分寝ていた。オオサンショウウオの生態やかったるい川下りを見たかったのではない。Bプログラムのフィッツロイ・トラバースは見ごたえがあった。Aプログラムの24時間耐久岩登り大会にも出演していたアレックス・ホノルドはアプローチシューズで5.11をいとも簡単に登っていた。彼って何者?
 パラグライダーでロッキー山脈を縦断するフィルムも密かに良かったなぁ。
 閑話休題。
 直から19日が仕事なので、20日に訓練を組んでもらいたい旨の依頼を受けたが、20日のバンフ前売り券を買ってしまったので、その思いにこたえてやることができなかった。直の熱い思いは時代を担う若者頭のヤスに委ねた。
 土曜日の山行は諦めていたが、marboがエントリーしてくれた。日曜日の山行にも参加するとのこと。感謝です。  前週に引き続き、若者にはまだまだ負けんぞパーティ。今回は西壁正面を登りに行くことにした。この週末も寒さは厳しくなく、暦どおり晩秋の赤岩。
 西壁正面(Ⅲ~Ⅲ+)は1ピッチ目の登り口が難しい。クラックにバイルをかまして、ひと踏ん張りしなければならない。1P目にしても3P目にしても、ひと踏ん張りすれば次の一手があることを知っているゲレンデだから登るけど、ゲレンデから一歩踏み出したら登れないだろうなぁ・・・と思う。
 2P目以降はオーバー手袋も履いて登ろうとしたが、2m登って薄手のオーバー手袋を脱いでしまった。弱い、弱すぎる。悲しいかな、これが自分の実力。

 午後から中赤岩エリアに移動し、ダブルバンドの直上バンド(Ⅲ)と奥リスノーマル(Ⅲ+)を登る。奥リスノーマルは、最後の3mが難しい。ここもクラックにバイルをかまし、ひと頑張り。左の前爪を掛けていたスタンスがはずれて、一瞬、両腕でブラ下がってしまったが、ここは、腕力で乗り切った。
 帰りの車中、ビアを飲んで少しほろ酔いのmarboから熱い思いを聞く。自分としても思いは同じ。春の利尻を目指していた頃は、テーブルリッジを全ピッチリードした。あの頃から十年以上、アイゼンでテーブルリッジを登ったことがない。赤岩登攀訓練では、テーブルリッジを登ることを目標としよう。パーティを組む仲間の誰もがテーブルリッジをアイゼンでリードできたら、春の利尻に挑戦できるのではないかと思う。

2016年山行回数及び日数 29回/35日

小樽赤岩アイゼン訓練/道央2016/11/12 21:51

【山行期間】 2016年11月12日(日)
【メンバー】 L)なお M)marbo、ヤス、ミヤ
【山行記録】

 今年の雪は早い。6日(日)にも計画していたが、悪天(みぞれ又は雨)が確実に予想されたので、現地判断するまでもなく、5日の夕方に中止を決定した。5日の夜は大酒飲んで爆睡。6日は天気予報どおりの悪天大量降雪で、自宅からもるえらんまで5時間半を要した。
 大量に降った雪ではあったが、根雪になるには早いだろう、週末までには消えると思い、12日(土)も計画してみたが、小樽の友人情報によると9日(水)現在で市内の雪は消えていないとのことだった。週の後半はまたしても天候が崩れ、11日(金)夜に帰宅したときはみぞれが激しく降っていた。冬場に向けた訓練とはいうものの、みぞれの中の訓練はつらい。急速に気持ちが萎えていき、marboに「条件悪いと思いませんか?」とメッセージを送ってみたが、返答なし。情けないこと言うリーダーだと思っているのだろう・・・きっと。
 翌朝になると前夜のみぞれは積もることなく消えていた。天気予報も曇りで気温も平年並みに戻ることを告げていた。条件は良い。やっぱ「現地判断」は鉄板(てっぱん)なのね。
 なお・marbo(まだまだ若いもんには負けないぞ!)チームとヤス・ミヤ(若者)チームに分かれて、訓練することとした。  なお・marboチームは、ピッチグレードⅢのルートを各自がリード(各ルートを2回ずつ登った)、岩をアイゼンで登る感覚、前爪で様々な岩角(溝)に立つ感覚になれることとした。まずは、青空バンドをmarboがリードする。このルートは3m登って、左側に回り込む所と終了点手前の2mがむずいのであるが、2シーズンぶりのアイゼン訓練ということもあり、最初から終わりまで難しく感じた。フォローにもかかわらず、両手とも薄い手袋で登ってしまった。終了点手前の2mは、バイル使用。marboはバイルを使わないでリードしたとのこと。お見事。次は自分がリード。Aゼロや膝など何でもあり攻撃で登る。沢や的な何でもあり攻撃。
 四テラは、終了点手前の2mが高度感バリバリで怖いが、青空バンドより簡単だ。頂上のガバが雪で埋まっていれば地獄らしいが・・・。 子猫岩をドライツーリングで登っていた卓越技能チームが四テラの側壁を登りに移動してきた。四テラの頂上から登っている姿は見えなかったが、苦労しているような声が聞こえた。むずいんだろう、きっと。
 青空バンドを登る若者チームの写真を何枚か撮影し、東のチムニー岩に移動。

 東のチムニー岩のジェードルルートには若者2人パーティが取り付いていた。彼らが登り終えるのを待って、我らも取り付く。ジェードルルートは、密かに好きなルートだ。アイゼンの前爪が効く細かな穴ポコがけっこうある。
 若者パーティは、カンテルートをラッペルして、登り始めた。バイルを両手にドライツーリングの訓練をしていた。北大山岳部とのことで、うち1名はカムチャッカ遠征隊2016のメンバーとのこと。
 彼らは、次にジェードルルートを登るというので、我らはカンテルートを登ることとした。カンテルートは初めて登るルート。初めて登る所、しかもアイゼンで登るとなれば、Ⅲといえどもドキドキ。とはいうものの、6P目ともなるとアイゼンで岩を登る感覚に慣れてきた感がある。
 帰りの車中、ビアを飲んで少しほろ酔いのmarboから熱い思いを聞く。
 自分としても思いは同じ。その思いに加え、現在進行形で日!!!沢や春の利尻に挑戦したいと思っている。同じ志(目標)を持って、何度もロープを結び、同じ釜の飯を食うことにより、熱い思いを達成することができると思う。志を同じくする後輩は出てくるのだろうか。その時まで自分の心と身体は挑戦する気持ちを持ち続けていることができるだろうか。色々思いながらも、いざ鎌倉!の精神、継続は力なりを信じて、自分にできることをやっていくしかない。

おじさんパーティ:青空バンド(Ⅲ+)、四段テラスノーマル(Ⅲ)、東チムニー岩ノーマル(Ⅳ)、東チムニー岩右カンテ(Ⅲ)
若者パーティ:トリコニーダイレクト(TR)、青空バンド、四段テラス

2016年山行回数及び日数 28回/34日

小樽赤岩/道央2016/10/12 21:15

【山行期間】 2016年10月8日(土)~9日(日)
【メンバー】 L)なお M)JIN、ナベ
【山行記録】

8日(土)
 冬用の下着を着こんでウィンドブレーカーも着用したが、1時間後には脱いだ。風が穏やかで暖かな1日で、終わってみると心地良い秋の赤岩を楽しむことができた。
 ナベとは初山行。教程と訓練を終えたばかりの新人さんなので、まずは4級マルチを登ることとする。
 JINは午前中仕事だったので、ナベと二人でテーブルリッジを登った。特に問題なし。全ピッチ楽しそうに登っていた。
 JIN合流後は、3人で不動ノーマルを登る。JIN初リードでナベ初デベソ。色々考え、1P目は昔のようにデベソの下で切って、デベソ越えする者を近場で応援することにした。結果として、近場での応援対応は正しかった。ナベの奮闘はグッドジョブ!
 不動4P目のノーマルルートは、先行した二人がどんだけクラックをまさぐったのか、汗でビショビショだった。
 JINは不動ノーマルの全ピッチリード終了。ナベの不動デビューも無事終了。

9日(日)
 前日とはうって変っての強風で気温も低い。雨が来そうなので東の大壁はやめて、ピナクルを登ることにした。
 昨日の不動に引き続き、JINが全ピッチリード。2P目の乗り越しはややしばらく上がったり下がったり格闘し、最後は右側から巻いた。頑張りました。続くナベも乗り越しで奮闘。A0を学習する。確保されていたので、ホールドスタンスをじっくり確認したはずだが、忘却の彼方になっている自分がこわい。甘めの左手ホールドで頑張って、右奥のかきっと決まるホールドにつなげたような気がする。スタンスはそれなりにあったような気が・・・。

 強風と寒さに少しばかりひより、風が当たらなそうなショートピッチのルートを登ることにし、馬の背に行った。
 ノーマルルートでお茶を濁そうかと思っていたが、取り付きにきたら馬の背ルートが登りたくなった。
 残置ハーケン2枚でランナーを取り、チムニの上に上がる。そこから2mほど上にステンレスの残置ピンがある。微妙な態勢で左手上部にあるステレンスの残置ピンを取りにいったら、ピンの穴が小さくてカラビナが入らない。小さめのカラビナはギアスリングの右側にある。いったん戻って小さめのカラビナがついているギアスリング右側のヌンチャクをまさぐっている時にバランスを崩して落ちてしまった。残置ハーケンに取ったランナーでグランドフォールを免れた。オレをビレイしていたJINはびっくりしていた。兎にも角にも残置ハーケンが抜けなくてよかった。 JINは、リード者が落ちた時の衝撃荷重を体感したと思う。
 帰宅後、菊池敏之著「最新アルパインクライミング」のビレイデバイスの頁(P68~69)を確認する。“地面からの登り出しではビレイヤーはセルフビレイは極力とらない。そのかわり、トップの墜落で引かれてもいいように、ルート(正しくは最初のプロテクション)の真下に位置する。マルチピッチや足場が悪い場所ではビレイヤーは上からぶら下がるような位置にセルフビレイをセットし、やはりトップの墜落を体がもっていかれることで緩和する。”
 閑話休題。気を取り直し、再チャレンジ。小さめのカラビナがついたヌンチャクを左側のギアスリングに仕込んで登った。
 落ちたところは無事クリアしたが、その先でロープを編んでしまった。直前に取ったランナの下からロープを手繰って次のランナーを取ったため、ロープがゼット型になってしまった。恥ずかしい。ダメなオレの所作から正しい道を学んでいただければうれしく思う。
 ナベが登っている最中に真っ黒な雲がやってきて、今まで以上に激しい風を吹きつけた。そして数分後にはその風に雨が混ざり始めた。これは堪えた。
 三番手のJINが登る時には本降り直前の様相。ハリーアップを伝えるオレ。
 皆が登り終え、撤収準備。JINが懸垂のためにロープを投げ下ろすが、風にあおられてバイバイ。強風吹きすさぶ中での懸垂作業を覚えてね。
 ゆるりゆるりとロープをおろし、懸垂下降。準備が整うまで雨風に叩かれて辛かった。

2016年山行回数及び日数 26回/32日

小樽赤岩/道央2016/07/21 22:30

【山行期間】 2016年6月12日(日)
【メンバー】 L)なお M)JIN
【山行記録】

 Bクラックと北大ルート(Eクラック)を久しぶりに登った。最後の締めにトリコニーダイレクト。JINへの連鎖(伝承)と称してはいるが、実は自分の登り込み訓練でもあり、東の大壁の5級で一杯一杯の自分を知る。喉がカラカラになった1日だった。計6P。

○東の大壁Bクラック(な-な-な)

3P目終了点直下

 Bクラックは4年ぶり。今回で3回目になるが3P目は2年前に発行された新ガイドブックに記載されている正規ルートを登ったことがない。1回目(2011年)は洞穴テラスからCクラックの終了点に向かって左上(昔のガイドブックにはルートが記載されていた。)、2回目(2012年)は洞穴テラスから佐藤ルートの終了点に向かって右上(新ガイドブックでは落石の危険ありとされている。)。
 今回は新ガイドブックで紹介されている直上コースを登った。ガイドブックには細かいホールドを拾いスラブを6mほど登り、さらにフェースを登り、危うく見える薄かぶりのクラックに入るとある。フェース部分にステンレスの残置ピンがあり、その手前2mが悩ましかった。最初は左側から登ろうとしたがどうにも難しく思え、クライムダウン。右側から登ったらうまく登れた。危うく見える薄かぶりのクラックは浮いた岩が詰まっていて気が休まらなかった。

○東の大壁北大ルート(Eクラック)(な-な)

1P目終了点直下

 Eクラックは5年ぶり。下降点の木の位置が忘却の彼方にあったが、ガイドブックにおかげで難なく見つけることができた。
 1P目、2P目終了点にはケミカルアンカーが設置されていた。1P目の取り付きは迷うことなくスリングでアブミを作り、右上のクラックにキャメを決めてのA0で乗り越した。2P目終了点にはウルシ畑をくぐっていく。今年も血気盛んにおがっていた。

○トリコニー岩ダイレクト)(な)
 私が教程午後の部でセミになったルートも今は昔。東の大壁を2本登った後ではクールダウン的なルートになるのか。JINのクールな感想がそのことを物語る。

【写真集】 ヤマレコをご覧ください。 

2016年山行回数及び日数 19回/21日